皆さんこんにちは!あきです。
先週開催された三木市文化会館、南海浪切ホールでの演奏会のリハーサルの様子をお伝えします。
以前も見学させていただいたおかげもあってか、プロオケのリハーサルを見学するという行為が少し身近になったように感じますが、考えてみればとんでもなく貴重な体験ができているということを実感します。
さて!今回私が見学したリハーサルはストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」(1919年版)そして、オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」です。
火の鳥は、前回インタビューを見学させていただいた原由莉子さんがオケ中でピアノを弾かれていました!前回はインタビューだけでしたので実際にピアノをお聴きすることはできなったのですが、力強くも繊細な音色で感動しました。
今回は、前回演奏を聞いたフェスティバルホールとは違い、大阪フィルハーモニー会館でしたので奏者の様子や音圧をより近くで感じることができました。力強いシーンでの一体感や、普段自分がやっている吹奏楽ではあまり感じることのできないコントラバスの重厚感がとても良かったです!
火の鳥は音が鋭く、はっきりしたシーンとトレモロなどによる不穏な雰囲気など様々な表情がありました。冒頭の合奏指導では指揮の方が、このシーンはもっと羽ばたいている印象を持たせてくださいとおっしゃっており、音からしっかりと情景を連想させるということも大切なことだと感じました。
僕は普段あまりクラシックを聞かないので、天国と地獄はAllegroのシーンしか聞いたことがなかったのですが、今回初めて全部を聞きました。このシーンは地獄を表していて・・・ など何も知らない素人の僕が普通に聞いているだけでは知ることのできないことがたくさん知れて面白かったです。
個人的に印象的だったのは冒頭の方にある、クラリネットのソロ。強弱の使い方がとても綺麗で、繊細な音の後にすぐ張りのある音を出されていて、今回のリハーサルで一番感動しました。
今回は5月30日に行われた大阪フィルハーモニー交響楽団のリハーサルレポートでした!個人的にコントラバスパートの重厚さ、そしてクラリネットのソロにとても感動しました。
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